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営繕論 希望の建設・地獄の営繕

営繕論 内田祥士 著

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内田祥士 著

発売日:2017.12.08
定価:2,808円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-6072-9

近日発売

この本の内容

【 建築・都市レビュー叢書 】   

リノベーションはなぜ困難なのか?  

「営繕」とは、もともと「営造」の「営」と「修繕」の「繕」からなる熟語で、千数百年に及ぶ歴史を持つ専門用語であったが、近代社会における建築の工業化において、その意味するところから「建設」が除かれ「修繕」に限定されたうえ、退屈で創造性が欠如したものとして捉えられるようになった。
しかし昨今、リノベーションという言葉に象徴されるように、新築するよりも、古いものを修復・修繕して再利用するという流れが生まれつつある。そこで、「営繕」を単なる修繕から解き放ち、本来の意味での「営繕」に換骨奪胎することで、現代建築の未来は広げることを目指す。

目次

はじめに
第1章  希望の建設・地獄の営繕
第2章  ライフデザイン学入門
第3章  量を担った技術を考える
第4章  日本のモダニズム
第5章  瓶と缶からのアナロジー
第6章 vオプティミズムとデカダンス
第7章  美と壮麗
第8章  現実としての現代日本建築
第9章  保全性の現在
第10章 虚構の建設・希望の営繕
終 章

著者紹介

内田祥士 (うちだ・よしお)
1955年生まれ。建築家。東洋大学ライフデザイン学部教授。
大学を卒業後、建築設計事務所で設計活動を、大学院で近代建築史の研究を、各々5年づつ経験し、その後は、研究と設計を並行して行う。著書に『東照宮の近代』(ぺりかん社、2009年)、共著に「「日本のモダニズム――その後ろ姿から想像する今の表情」(槇・真壁編『応答 漂うモダニズム』左右社,2015年所収)などがある。