ホーム > 書籍出版 > ハイパーワールド 共感しあう自閉症アバターたち

ハイパーワールド 共感しあう自閉症アバターたち

ハイパーワールド 池上英子 著

おススメ本

つながる脳 藤井直敬 著 つながる脳 藤井直敬 著 脳科学には大きな4つの壁がある。科学者たちはいか...
名誉と順応 池上英子 著 名誉と順応 池上英子 著 日本人における「個人主義」または「個」の意識の...
46年目の光 ロバート・カーソン 著 46年目の光 ロバート・カーソン 著 3歳で失明し、46歳で「見る」ことを選ぶ──。人間の...

池上英子 著

発売日:2017.03.03
定価:2,808円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4347-0

近日発売

この本の内容

自閉症の大人は世界をどう見ているか

100人に1人の割合でいると言われる「自閉症スペクトラム」の人たち。「自閉症」というカテゴリーは当事者や社会をどう動かしてきたのか。「冷蔵庫ママ」理論から脳神経科学の最新成果までを歴史社会学の視点から分析し、仮想空間で生き生きとした交流と自己表現を繰り広げる自閉症アバターたちの知られざる脳内世界に迫る。

目次

第1章 自閉症と出会う ──仮想する脳を旅して
 仮想の世界で自分と出会う人々/デジタルエスノグラフィー、事始め

第2章 自閉症の社会史 ──カテゴリーは人をどう動かしてきたか
 自閉症カテゴリーの発達/自閉症の登場/「自閉症」のカミングアウト/
 ハリウッドの貢献と自閉症流行病説/発言、行動する親たちと市民
 団体/コンピュータと脳神経科学の時代のニューロ・ダイバーシティ

第3章 過剰なる脳内世界 ──仮想空間の自閉症アバターたち
 自閉症的経験を考える/概念の規定なしに直接体験される世界/
 自閉症自助グループに集うアバターたち/アバターが語る自閉症体験

著者紹介

池上英子 (いけがみ・えいこ)
ニュー・スクール大学大学院社会学部教授。同大学社会変動研究所所長。専門は歴史社会学、社会理論、文化社会学。主な著書に『名誉と順応──サムライ精神の歴史社会学』『美と礼節の絆──日本における交際文化の政治的起源』(以上、NTT出版など)。