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協力する種 制度と心の共進化

協力する種 サミュエル・ボウルズ/ハーバート・ギンタス 著

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サミュエル・ボウルズ/ハーバート・ギンタス 著

竹澤正哲/大槻久/高橋伸幸/稲葉美里/波多野礼佳 訳

発売日:2017.01.31
定価:5,400円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-2289-5

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この本の内容

現代の〈知の巨人〉ボウルズ&ギンタスの主著、ついに登場!

ゲーム理論、経済実験を駆使し、人類の「協力」の進化を壮大なスケールで描く。経済学から出発したギンタスとボウルズが到達した、社会科学の統合の「極北」がここにある。

目次

第1章 協力する種

第2章 人間における利他性の進化
 2.1 選好,信念,制約
 2.2 社会的選好と社会的ジレンマ
 2.3 遺伝子,文化,集団,制度
 2.4 本書の概要

第3章 社会的選好
 3.1 強い互恵性はありふれたものである
 3.2 フリーライダーが蝕む協力
 3.3 利他罰が協力を維持する
 3.4 罰の効果は正統性に左右される
 3.5 純粋に象徴的な罰が効果を持つ
 3.6 人間は他者を傷つける者を罰する
 3.7 社会的選好は非合理的ではない
 3.8 文化と制度の重要性
 3.9 所属集団が行動に影響する
 3.10 協力すること,フリーライダーを罰することに人間は喜びを感じる
 3.11 実験室と自然環境における社会的選好
 3.12 その他の競合する説明

第4章 ヒトの協力の社会生物学
 4.1 包括適応度と人間の協力
 4.2 複数レベル淘汰をモデル化する
 4.3 均衡選択
 4.4 互恵的利他行動
 4.5 大きなグループでの互恵的利他行動
 4.6 評判:間接互恵性
 4.7 質のシグナルとしての利他性
 4.8 正の同類性
 4.9 メカニズムと動機

第5章 協力するホモ・エコノミクス
 5.1 フォーク定理と進化的ダイナミクス
 5.2 公的情報が不完全である場合のフォーク定理
 5.3 私的情報の下でのフォーク定理
 5.4 進化的に無意味な均衡
 5.5 社会規範と相関均衡
 5.6 行方不明の振り付け師

第6章 祖先人類の社会
 6.1 我々の祖先はコスモポリタンだった
 6.2 遺伝的な証拠
 6.3 先史時代の闘争
 6.4 社会秩序の基盤
 6.5 協力のるつぼ

第7章 制度と行動の共進化
 7.1 淘汰による絶滅
 7.2 繁殖均等化
 7.3 集団間の遺伝的分化
 7.4 デームの絶滅と利他性の進化
 7.5 オーストラリアの研究室
 7.6 制度と利他性の共進化
 7.7 遺伝子と文化の共進化をシミュレートする
 7.8 均等家と戦士

第8章 偏狭さ,利他性,戦争
 8.1 偏狭な利他性と戦争
 8.2 偏狭な利他性と戦争の発生
 8.3 シミュレーションおよび実験における偏狭な利他主義者
 8.4 「真っ赤に染まると爪」の遺産

第9章 強い互恵性の進化
 9.1 連携した罰
 9.2 現実的な人口動態における利他罰
 9.3 強い互恵性の出現
 9.4 なぜ罰の連携は成功するのか
 9.5 非集権的な社会秩序

第10章 社会化
 10.1 文化伝達
 10.2 社会化と適応度を減少させる規範の拡散
 10.3 遺伝子,文化,規範の内面化
 10.4 ヒッチハイカーとしての内面化された規範
 10.5 適応度を減少させる規範における遺伝子と文化の共進化
 10.6 いかにして利他的な規範は内面化され得るのか
 10.7 プログラムによって制御される脳
1
第11章 社会的感情
 11.1 互恵性,恥,罰
 11.2 社会的感情の進化
 11.3 「僕たちの人生の偉大な船長」

第12章 結論: 人間の協力とその進化
 12.1 人間の協力の起源
 12.2 協力の未来

付録

著者紹介

サミュエル・ボウルズ (Samuel Bowles)
1939年生まれ。マサチューセッツ大学名誉教授

ハーバート・ギンタス (Herbert Gintis)
1940年生まれ。中央ヨーロッパ大学教授・サンタフェ研究所外部教授