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ルールに従う 社会科学の規範理論序説

ルールに従う ジョセフ・ヒース 著

ジョセフ・ヒース 著

瀧澤弘和 訳

発売日:2013.02.08
定価:6,264円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-4236-7

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この本の内容

道徳性こそ合理性の根本に存在する。社会科学における「ルール遵守」問題について、哲学、社会心理学、進化理論、社会学、経済学、ゲーム理論の最新の知見を用いて分析する。21世紀の社会科学の哲学は本書抜きに語れない。

目次

第1章 道具的合理性
1.1 意思決定理論
1.2 ノイマン=モルゲンシュテルンの手続
1.3 社会的インタラクション
1.4 秩序の問題

第2章 社会秩序
2.1 道具的アプローチ
2.2 顕示選好理論
2.3 ルール道具主義
2.4 黙約
2.5 実験ゲーム理論
2.6 結論

第3章 義務的制約
3.1 社会規範
3.2 原理
3.3 世界ベイズ主義
3.4 社会的インタラクション
3.5 規範的コントロール
3.6 社会的統合
3.7 結論

第4章 志向的状態
4.1 言語論的転回
4.2 言語と意識の優先順位
4.3 私的言語論
4.4 規範性の諸源泉
4.5 記号論の凋落
4.6 理由を与えたり求めたりするゲーム
4.7 志向的状態
4.8 結論

第5章 選好の非認知主義
5.1 実践理性に関する懐疑主義
5.2 欲求イン・欲求アウトの原理
5.3 基礎づけ主義の問題点
5.4 基礎づけなしの実践的推論
5.5 規範に関する認知主義
5.6 実践的合理性に関するブランダムの見解

第6章 自然主義的パースペクティブ
6.1 利他主義の謎
6.2 互恵的利他主義
6.3 規範同調性
6.4 社会生物学に抗して

第7章 超越論的必然性
7.1 懐疑論的解決
7.2 懐疑論的解決の問題点
7.3 超越論的論証
7.4 論証
7.5 反論
7.6 結論

第8章 意志の弱さ
8.1 アクラシア
8.2 割引
8.3 応用
8.4 自己コントロール
8.5 意志の補綴学

第9章 規範倫理学
9.1 進化ゲーム理論の問題点
9.2 道徳と黙約
9.3 後黙約的道徳性
9.4 道徳的観点

著者紹介

【著者】ジョセフ・ヒース
トロント大学准教授(哲学&公共政策)。
著書に『資本主義が嫌いな人のための経済学』(NTT出版)がある。

【訳者】瀧澤弘和(たきざわ・ひろかず)
中央大学経済学部教授。
共訳書に青木昌彦『比較制度分析に向けて 新装版』、マクミラン『市場を創る』(ともにNTT出版)がある。