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ジャズ・ヒップホップ・マイルス 

ジャズ・ヒップホップ・マイルス 中山康樹 著

中山康樹 著

発売日:2011.09.09
定価:1,836円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-7044-5

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この本の内容

ジャズ史上最大のカリスマが最後に投げかけた最大の謎。新しい視点でジャズ史を再検証し、黒人社会と音楽のダイナミズムをノンフィクション・スタイルで総括する迫真のドキュメント。新たなマイルス論/ジャズ論/黒人音楽論。

目次

はじめに
クールの死
ドゥー・バップ
過去か未来か
ビバップとヒップホップ

第1章 ロボット415と精いっぱいのラップ
変化の方式
This is the new shit
ロボット415
『デコイ』とヒップホップ
精いっぱいのラップ
ストリートへの参戦表明

第2章 ファンクの実験/ヒップホップの失敗
なぜヒップホップだったのか
プロテストの象徴としてのマイルス
ファンクの実験/ヒップホップの失敗
クールの誕生ふたたび
ストリートからの後退

第3章 トゥ・ビー・オア・トゥ・ビバップ
先人の言葉
ニュー・ニグロの時代
産卵場としてのジャズ・クラブ
名付け親は誰

第4章 未来のラップとしてのビバップ
踊れなくなったジャズ
手とグローヴ
預言者パーカー
未来のラップとしてのビバップ

第5章 ディジー・ガレスピーの革新
異なる見解
ビバップ第2の革命
ビバップ眼鏡はいかがですか
クバーナ・ビー/クバーナ・バップ
ヒップホップとしてのジャズの萌芽
ビバップとハードバップ
パーカッション・ビター・スウィート
進化するコンガ

第6章 黒いビート・ジェネレーション
黒いビート・ジェネレーション
シーンズ・イン・ザ・シティ
ミスターXと自由組曲
我々は主張する
ミンガスの怒り

第7章 血まみれのトランペッター
情熱のドラム
マイルスの闘い
血まみれのトランペッター

第8章 東と西の黒い声
ラップのルーツ
もうひとつのウエスト・コースト・ジャズ
分岐点としての「1965」
アート・アンサンブル・オブ・シカゴの発想
ワッツ・プロフェッツの黒い声
ニューヨーク・アート・カルテットの先駆性
ラスト・ポエッツの意味

第9章 ニューヨーク・イズ・ナウ
ジャズからの最初の回答
接合点としてのマルコムX
魔都ロサンゼルス
ニューヨーク・イズ・ナウ

第10章 ファンクという仲介者
マイルスとオーネットの「1970」
フレンズ・アンド・ネイバーズ
ファンクという仲介者

第11章 オン・ザ・コーナー
ブラック・イズ・ザ・カラー
変転の時
オリンピックの黒い拳
ファンクとダンス
オン・ザ・コーナー
ヒップホップかラップか
ストリート哲学

第12章 スクラッチと反旗
街頭のジャム・セッション
スクラッチの衝撃
ヒップホップへの反旗
ブラック・コーズ

第13章 ビバップからヒップホップそしてドゥー・バップへ
パブリック・エナミーの余波
ファイト・ザ・パワー(権力と闘え!)
Jazz Thing
侵されざる都市のリズム
「マイルス、MTVのラップを観ろよ」
ビバップ世代の選択

第14章 ブラック・オア・ホワイト
「俺はヒップホップのレコードがつくりたい」
「どうして白人を抱きしめるんだ?」
同心円上の音楽
ブラック・オア・ホワイト

第15章 1851年の大航海/エピローグ
失われたジャズ
マッドリブという「ジャズのその先」
1851年の大航海/エピローグ

著者紹介

中山康樹(なかやま・やすき)
1952年生まれ。音楽評論家。
著書に『マイルスを聴け!』シリーズ(双葉社)、『マイルス・デイヴィス ジャズを超えて』(講談社現代新書)、『マイルス・デイヴィス 奇跡のラスト・イヤーズ』(小学館101新書)などがある。