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垂直農場 明日の都市・環境・食料

垂直農場 ディクソン・デポミエ 著

ディクソン・デポミエ 著

依田卓巳 訳

発売日:2011.09.09
定価:2,808円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-4275-6

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この本の内容

地球環境を修復しながら、人類が飢えずに自然と共存する方法とは? 都市のビルで1年中安定して農作物を収穫しながら、環境や生態系破壊をも止められる「垂直農場」。世界中が関心を抱く新技術がひらく輝かしい未来。

目次

まえがき
 垂直農場
 廃棄物のない都市
 透き通ったきれいな水
 環境汚染の終わり
 近未来の都市

第1章 自然を改造する
 農業の責任
 自然のマニフェスト
 数の力
 ちがうことはすばらしい
 内なる敵
 両立させること
 テクノロジーがすべて
 望ましい特性
 コントロール願望
 害をなすなかれ
 みんな下流に生きている
 水、水、どこもかしこも水
 塵は塵に
 流出社会
 宇宙へ
 循環論法

第2章 昨日の農業
 移動するごちそう
 移動しないごちそう
 そして人間だけに
 異国の客
 狩り、採り、眠る。狩り、採り… …
 初期の形態
 長い旅路
 考えることはみな同じ
 さよなら生物圏、こんにちは技術圏
 中東の例
 浪費社会
 エジプト
 メキシコ
 ペルー
 意図された結果
 産めよ、増えよ
 リンゴはいかが?
 統制された植物
 楽園の災難
 世界征服
 くよくよせず、気楽にいこう
 楽園の災難ふたたび
 統合説

第3章 今日の農業
 酸っぱいブドウ
 四つの動き
 新しい油
 内燃機関
 人生は爆発だ
 木を切り倒せ!
 戻ったぞ!
 自然は真空を嫌う
 大きな影響力
 ケロ、ケロ
 持てる者
 持たざる者

第4章 明日の農業
 気候変動
 自然淘汰と人為淘汰
 危うい収穫
 グローバルな視点
 アメリカ、セントラル・バレー
 中国、崇明島
 バングラデシュ
 食の安全
 農薬と遺伝子操作
 都市農業の可能性

第5章 垂直農場のメリット
 人はひとりで生きられない
 断ち切れないつながり
 垂直農場のメリット
 1 年間を通して収穫できる
 2 気候に関連した不作がない
 3 農業排水が出ない
 4 生態系システムの回復をうながす
 5 殺虫剤、除草剤、肥料を使わない
 6 水の使用が七〇~ 九五% 減る
 7 フードマイルが大幅に減る
 8 食と生産の安全が管理しやすい
 9 新しい雇用機会が生まれる
 10 処理水を飲み水に浄化する
 11 収穫後の植物を動物の飼料にする

第6章 垂直農場の形態と機能
 垂直農場の建物
 1 日光をとらえ、作物に均等に配分する
   みな波長は同じ
   ヒア・カムズ・ザ・サン
   見える農場
 2 信頼できる電力源として、受動的エネルギーをとらえる
   大地、風、火
   地中の火
   風に吹かれて
   燃えよ、燃えよ
 3 植物を守るために、すぐれたバリアを設計する
   悲しむより安全を
 4 作物の栽培スペースを最大化する
   ゆりかごから収穫へ
   澄んだきれいな水
   夕食は何?
   誤解なく

第7章 垂直農場の社会的利益
 成長を制御できないのは、がん細胞と同じ
 大きさ比べ
 公益のために
 グローバルに考え、グローバルに行動する
 グローバルに考え、ローカルに行動する
 毎日が前進

第8章 垂直農場のほかの利用方法
 油は飲めない
 屋内のドラッグストア
 エネルギーの出入り
 移動式垂直農場

第9章 未来の食糧
 今日あるものが明日消える
 金は食べられない
 政府は力にならない
 私のプラン
 食糧と水の問題の多くは解決できる
 見果てぬ夢
 望みは高く
 もう無作法はしない
 世界の運命を握るのは私たち

著者紹介

著者:ディクソン・デポミエ
コロンビア大学教授。 専門は、 微生物学、 環境衛生科学における公衆衛生。

訳者:依田卓巳(よだ・たくみ)
翻訳家。
翻訳書に『1分間セルフ・リーダーシップ』(ダイヤモンド社)、『響き合うリーダーシップ』(海と月社)、『火の賜物』(NTT出版)などがある。